日本話し方センター社長・横田章剛のブログ

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2023年5月16日話し方上達のためにシンプルな事を実行しよう!

 

★日本話し方センターの講義内容はとても分かりやすい


日本話し方センターは過去70年に渡って話し方やコミュニケーションの取り方の改善指導を行ってきています。そして、その講義にはある特徴があります。それは、講義内容がわかりやすく、お伝えしていることがとてもシンプルということです。ベーシックコースには高校生から企業の経営者まで幅広いバックボーンを持った方々に受講いただいています。そうした方々が同じ講座を受けて理解できるよう、講義内容は一般的な例話を盛り込んで誰にでも理解しやすいものにしています。そして、講義を分かりやすいものにしているのには、もう一つ重要な理由があります。


★コミュニケーション上達に必要なことは『できる』こと


それは、話し方やコミュニケーションを上達させる上で大切なことは『わかる』ことではなく『できる』ことだからです。より上手く話すために、またより適切なコミュニケーションを取るために、新たな知識を得ることは必要です。しかし、どんなに素晴らしい知識を得ても、それを実行しなければ価値はありません。知識は実行して初めて効果が出てきます。『わかる』段階でつまずいていては『できる』段階に進めません。なので、各コースの講義は誰にでも分かりやすい内容にしているのです。

 

★『できる』ために必要なことは『シンプル』であること


そして、『できる』ためにもう一つ大切なことは、行うべきことが『シンプル』だということです。実際に各コースで伝えている、話し方や人間関係を改善するポイントはどれもシンプルなものばかりです。
・聞き手に届くような大きな声で話しましょう
・笑顔で話しましょう
・話す前にどういう話をするのかを短い言葉で伝えましょう などなど。
どれも、聞けば「そんなことわかってるよ~」と言われるようなことばかりです。それこそ本を読めばこういうポイントはこれでもかというくらい書かれています。しかし、あがり症の人や話すことに苦手意識がある人は、上にあげたようなシンプルなことが実行できていないのです。人は以前と違うことをやるのには少なからず抵抗があります。まして苦手なことであれば、今までと違うことをするのはそれをやることを考えただけでもかなりストレスに感じてしまうことでしょう。

 

★話し方教室はシンプルなことを実践する場


シンプルなことだけど自分一人では中々できないのであれば、それを実践する場を持つことが効果的です。日本話し方センターのような話し方教室は、そういう場を提供しています。
例えば、声が小さくてなかなか大きな声が出せない人には、大きな声で話すことをあえてやってもらう場なのです。話し方教室で講師の指導に従ってトレーニングすれば大きな声を出すコツが分かってきます。そうすると、それを職場や家庭でやることに少しだけ抵抗がなくなります。そして、思い切って日常の中でやってみると、まず間違いなく今までと違った声の大きさで話ができるはずです。ちょっとした達成感が生まれるのです。周囲の人も「声が大きくなって聞き取れるようになったよ!」などと言ってくれると、うれしくて「もっとやってみよう!」という気になります。この小さな成功体験を積み重ねていけば、やがて自分の話し方に自信が持てるようになります。あがり症などの課題も改善されていくのです。


★まずは一歩踏み出す勇気を


ところで、日本話し方センターを創業した江川ひろしが次のような言葉を残しています。

「話し方教室の受講生には一人ひとり格差がある。実習を行うと非常にうまく話せる人もいれば、自分の名前を言うのがやっとという人もいる。中には名前さえも言えずに、真っ赤になってしまう人もいる。しかし、私はそれでいいと思う。声は出なくても人の前に立つだけでも立派なことだ」

話し方に苦手意識がある人が、シンプルなことを実行すればその苦手を克服することができます。日本話し方センターはそのお手伝いをさせていただいています。その効果は多くの受講生が実感されています。ぜひ受講者の声をご確認ください!
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